・もうお手上げ…いくら叱っても問題行動を繰り返す子供への対処法

      2016/11/04

いくら注意しても、問題行動をやめようとしない。

むしろ叱れば叱るほど、問題行動が激しくなっていく。

 

子供を相手していて、そんな経験はありませんか?

 

やめさせようと思って叱るのに、なぜか同じような問題行動を度々起こしてしまう。

いくら言っても、全く改善されない。

 

こうなってしまうと、親も段々と感情的になってしまって、最後は子供と大喧嘩に発展してしまうこともあると思います。

なぜ、いくら叱っても子供は態度を改善しないのか?

なぜ反省しないのか?

なぜ怒られると分かってて、問題行動を何度も繰り返すのか?

 

今回は、叱られると分かっていながら問題行動を繰り返す子供の心理、そしてその対処法について、僕なりの考えを話していこうと思います。

 

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 叱るほど問題行動はエスカレートする

この間、うちの子供が僕に質問をしてきました。

 

うちの子のクラスに、とある問題のある子供がいるとのこと。

その子は授業中に歌を歌ったり、お喋りをしたりして、先生が授業を中断してしまうような行動を起こすそうなんです。

そしてその都度、先生に怒られる。

でもいくら怒られても、また同じようなことを何度も繰り返す。

うちの子としては、また怒られることが分かってるはずなのになぜそんなことをするのか、不思議でたまらないとのこと。

「怒られることが分かってるのに、その子はなんで同じことを繰り返すの?」

子供が僕に質問してきました。

 

僕はその子について、うちの子にいろいろ聞いてみたんですが、どうも何らかの障害を持っているわけではなさそうなんです。

全て分かってて、やっているみたいなんです。

 

ははぁ、なるほど。

僕はその理由がピンときました。

 

あなたはどう思います?

怒られると分かってて、この子はなぜ問題行動を繰り返すんだと思います?

 

実はこういう子、叱れば叱るほど逆効果なんです。

叱るほど、むしろ問題行動はエスカレートしていってしまうんです。

 

 

 

 問題行動をやめさせる方法

なぜこの子が問題行動を繰り返すのか?

どうすれば、問題行動をしなくなるのか?

その答えを見つけ出すためには、その子がなぜ問題行動を起こすのか、その目的を見つけ出す必要があります。

 

叱られることは、誰しも嫌なことです。

でもその子は叱られると分かっていながらも、問題行動を繰り返す。

 

普通だったら叱られれば、叱られないように行動を変えていくはず。

でもその子は、むしろ叱られることを望んで行動しているかのように見える。

 

…ということは、その子の目的は

「先生から叱られること」

もしくは

「先生に叱られることにより、先生や周りから注目されること」

ではないでしょうか。

 

 

ここから先はあくまで僕の想像や憶測の部分になりますが、その子はもしかすると愛情に飢えてる可能性があります。

家庭やその他で、とても寂しい思いをしているのかもしれません。

誰かに相手してもらいたい、自分のことをもっと見てもらいたい、そう思っているのかもしれません。

でもその方法が分からない。

だから問題行動を起こすことによって、先生や周りのみんなが自分のことを相手せざるを得ない状況を無意識に作り出しているのではないかと思います。

 

つまり先生や周りがその子の問題行動に注目すればするほど、その子の目的は達成されることとなる。

先生が叱れば叱るほど、その子の目的は達成されるわけですから、当然その子の問題行動はよりエスカレートしていくのです。

いくら叱っても問題行動をやめない子供の心には、みんなから注目を集めることによって寂しい心を満たそうとする目的があるのです。

 

 

…とはいっても、いつまでもその子の問題行動に振り回され続けているわけにはいきませんよね。

どうすればその子は問題行動をやめ、前向きな心に変わってくれるのか?

 

そのためにはまず、「その子の問題行動に注目しないこと」です。

その子の問題行動に注目すればするほど、その子の目的はより達成されるわけですから、そこに注目してはいけないんです。

そんな行動では周りから注目してもらえない、そんなことでは周りから認めてもらえないことを、その子に示してあげるのです。

 

そして、その子の良い部分、何でもいいですのでその子の取る行動で良い部分を見つけてあげる。

それを見つけたら、そこに注目してあげる。

その部分を、しっかり認めてあげるんです。

 

すると、その子の行動は次第に変わり始めます。

正しいこと・みんなが喜んでくれることをすれば周りは認めてくれる。

つまり、その子にとっての “注目してもらう方法” を変えてあげればいいのです。

 

 

子供の行動というものは、必ず目的があります。

大抵はその子本人も気付いていませんが、子供の行動には必ず心の状態が表れます。

何らかの目的を達成するために、行動を起こしています。

 

その行動が自分や他人を傷つけるものではないこと、または周りに大きな迷惑をかけるものではなければいいです。

ですがその行動が、見過ごすことの出来ないものであれば、その子のためにも注意してあげなければなりません。

 

そのためにも、その子の行動をよく観察し、その目的を見極めてあげてください。

特に問題行動を起こす子供は、本人も気づいていないでしょうが必ず明確な目的が隠されています。

だからその目的を達成するための方法を、その子にとってプラスになるものへと変えていってあげてください。

正しい道へと導いてあげていってください。

 

実はこれ、子供だけに限ったことではなく、夫婦間や職場での人間関係などにも言えることです。

あなた自身が置かれている状況にも当てはめてみて、いろいろ応用してみて下さい。

きっと、いろいろなことが見えてくるはずですよ。

 

 

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